DTM(パソコンでの音楽制作)を始めたばかりの頃、多くの方が同じところでつまずきます。
「操作画面が複雑でよくわからない」「打ち込みはできたけど、そこからどうすればいいの?」
実はこれも、アコギと同じように、ちょっとしたコツを知っているかどうかの違いです。
今回は、レッスンの中でよくお伝えしている2つのポイントをご紹介します。
つまずき①:操作画面が複雑でよくわからない
Logic Proを開いた瞬間、多くの初心者の方がまず圧倒されます。
トラック、ミキサー、無数のプラグイン
「一体どこから触ればいいの?」と感じるのは当然です。
ここで大切なのは、最初から全部を理解しようとしないことです。
私がレッスンでお伝えしているのは、まず「オーディオ録音」のような機能には触れず、
インストゥルメンタル(ソフト音源)だけに絞るという進め方です。
ソフト音源を1つ選んで、打ち込みだけに集中する。
それだけで、Logic Proの中でも一番よく使う操作にぐっと慣れることができます。
機能をすべて理解してから曲を作ろうとすると、いつまで経っても始められません。
まずは限られた範囲で「音を鳴らす・並べる」という感覚をつかむことが、
複雑な画面に慣れる一番の近道です。
ちなみに、打ち込み中心のDTMであれば、
MIDIキーボードは決して高価なものや鍵盤数の多いものでなくても十分です。
私が普段メインで使っているのはRoland A-49。
鍵盤のタッチが良く、打ち込みはもちろん、最近は演奏用としても練習に取り入れています。

つまずき②:打ち込んだ後の編集・ミックスが難しい
打ち込みまではできても、そこから先の「ミックス」で手が止まってしまう。
これもDTMではとてもよくあるお悩みです。音量バランス、リバーブ、EQ……専門用語も多く、
何から手をつけていいかわからなくなってしまいます。
ここでも考え方は同じで、最初は音量バランスの調整だけに集中するのがおすすめです。
リバーブ(残響の効果)やEQ(音質の調整)は、
確かに曲の仕上がりを大きく左右する大事な要素ですが、
初心者のうちからすべてを同時に扱おうとすると、
逆に何が良い音なのか分からなくなってしまいます。
まずは各パートの音量バランスだけを丁寧に整える。
それができるようになってから、リバーブやEQに少しずつ手を広げていく。
この順番を守るだけで、ミックスに対する苦手意識はかなり和らぎます。
まとめ
「操作画面が複雑」「編集・ミックスが難しい」
このどちらも、DTMを始めた人なら誰もが通る道です。
大切なのは、最初から完璧を目指さず、扱う範囲をあえて絞ることです。
Moon Base Musicでは、こうした「今、何に集中すればいいか」を一つひとつ整理しながら、
オンラインでも丁寧にお伝えしています。
「Logic Proの画面を見ただけで挫折しそう」という方も、
ぜひ一度、体験レッスンで実際の操作を見てみてください。
思っているよりずっとシンプルに始められることが、きっと実感いただけるはずです。


